80年代にロックマガジンという雑誌が大阪で発行されていた。
10代の頃いっぱしのロック少年だった私は、この雑誌を見て驚愕した。
ジェネシスPオーリッジ カン デーモンエッジ・・・・
ぜんぜん知らないミュージシャンの名前ばかり。
一通りロックについては知っているつもりだったが自分の知識の浅はかさを悔やんだ。
PUNK NEWWAVEが勃興し、そして音楽が地殻変動を起こしている事を知った。
より精神的なものへ、より原始的なものへ
音楽が変貌しつつあったのだ。
なんで長々とロックマガジンの思い出を書いたかというと
その主催者であった阿木譲さんのやっているjaz room nu thingsに出ることになったからだ。
一口に20何年の年月は語れない。
INUの町田町蔵はいまや町田康として日本文学の重鎮だし、かつてロックマガジンに書いていた連中もどこかへ消えた。
その中でエンジンズの活動を続けるという事、それは僕にとってはある種のリハビリだと思っている。もう一度社会性を取り戻す為の。より精神性を高める為の。
ライブの告知をします。
4月12日 日曜日 午後6時から
大阪市本町jazz room nu things
です。よろしくお願いします。
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