エンジンズとは何か論

エンジンズの音楽はパンクです。
この場合音楽様式としてのパンクというのでは全然なくて、「状態」としてのパンクという事です。
演歌やポルカ、スカにクレツマー・ベトナムポップス、だれがいうたかわかりませんが「民族音楽としてのロックンロール」がテーマです。
最近流行?の「おやじバンド」というのも違和感があります。なんでバンドに「おやじ」もくそもないのでは?
むしろエンジンズは「ヘテロトピア」(異在郷)を目指しているかもしれません。
個々のメンバーは社会的には全く異なる立場であり、利害関係的には相反しているかもしれない。
しかしむしろだからこそというクリシエを与えて強調したいのだけれど、音楽という「行為」の中で一瞬だけ現れる「何か」、お互いが互いに異なりながら同時にその場に立ち尽くす、そんな「現場」に出会う事。それがこのバンドの駆動装置(エンジンズ?)かもしれない。
そんな訳で音楽やってますんでライブあったらきてくださいませ

プロフィール

 

1998年元々幼なじみであったTp西田とAcc 柳本がキング・クリムゾンのライブで再会したことがきっかけになり、柳本の大学の知人関係であった(Tp寺地・B高松・Vo川端・Tb今井B.Sax今井)及びGの辻野と西田の仕事仲間であったDrの山中が合流、本格的なバンド活動が始まる。

2002年第16回帝塚山音楽祭に応募したことがきっかけとなってあちこちの音楽祭イベント・ライブハウスなどに出演するようになる。

当初はR&Bやスカなどがレパートリーであったが徐々に変質化、「民族音楽としてのロックンロール」をテーマとして活動し行くようになる。

ギニアのポップス、東欧クレズマー、バルカンビート、演歌、ラテンポップ、フレンチロック、70年代歌謡曲などある種節操のない音楽傾向と相まって,後に参加するukuleleの中園、Vlの丸田らによってロックバンドとしては多人数の12人編成となり音楽的世界漫遊に深みを増している。

2009年Perc.にリカコが新加入し、これによりリズム隊がより強化された。

2017年第31回帝塚山音楽祭に連続16回連続出場を果たした。

2016年 新ボーカル あゆが参加。

2018年にリカコに代わりパーカッションにマイケルが参加、また同年アヤコがクラリネットに参加している。